ある日突然襲った腰の激痛。
仕事へ行くこともできず、家で寝たきりの時がありました。
その時の体験談を今日はまとめていきます。
ある日突然襲った腰の痛み
ある日の夜、今まで感じたことも無いほどの腰痛を発症しました。
それから2週間弱、仕事も行くこともできず家での治療が始まりました。
謎の腰痛の正体は?
今まで腰の痛みなんか軽く感じるくらいで、寝れば治ってました。
”ぎっくり腰”というのは知っていましたが、なったことはなく、その痛みも未知のものでした。
ですが、私は”ギックリ腰”ではなく”腰椎椎間板ヘルニア”と診断されました。
まさか自分がヘルニアになるとは思ってもいませんでした。
私が腰椎椎間板ヘルニアと診断されるまでの経緯
- 2022/8/28
当時はまだ実家にいたので、何とか乗り切る
- 2022/8/29
痛すぎて仕事へ行くこともできず、近くの整形外科へ。
”ぎっくり腰”と診断される。 - 2022/8/30
この日の夕方あたりから左のお尻に変な痛みを感じる。ネットで調べるとヘルニアの症状と酷似していることに気づく。
- 2022/9/1
MRI検査の結果、”腰椎椎間板ヘルニア”と診断される。
長距離ドライブの日の夜、強い腰痛を発症
2022年8月28日
実はこの日、今の嫁さん(当時は婚約中)と結婚指輪を作りに県外へ行っていました。
私が往復150㎞程を運転したのですが、変な姿勢で運転していたのを今でも覚えています。
お尻を浅く座って、まさに「ふんぞり返る」そんな状態。
痛みが強く、歩くことは出来ましたが、すぐに横になりました。
後にも説明しますが、これが最後の引き金になりました。
朝起きると激痛の余り起きることが出来ない
2022年8月29日
前の日は疲れもあって熟睡でした。
朝起きると、いつものように手をついても起きれないほどの強い腰痛を発症しました。
なんとかベッドから這い出て階段を何分もかけて降り、やっとの思いでトイレへ行きました。
ですが、手を洗う時に痛すぎて前かがみになれない。
これでは仕事もいけないと思い、会社へ連絡。
朝一でかかりつけでもあった、近くの整形外科へ行きました。
小さな病院のため、MRIもなくレントゲン検査。
レントゲン異常ないし、ギックリ腰だと思うよ。
いやいや、「思うよ」って…。
こっちはフラフラで来たんですわ!って言いたかったのはさておき…
あぁ…これが俗に言うギックリ腰かぁと少し感動していたのを覚えています。
そしてこの日から2週間弱の自宅治療のスタートです。
痛すぎて何もできず、一日寝たきり
2022年8月30日
この日が痛みのピークと言っていいほど痛かった。
この日からお尻に鈍痛を感じるように。
くしゃみしても痛い。寝返りもうてない。顔も洗えない。階段も手を床につかないと上がれない。
今まで難なくできたことが突然できなくなり、さすがにメンタル的につらかったです。
お尻が痛いのに本当にぎっくり腰かな?と疑い始めるようになり、スマホで調べると
”椎間板ヘルニア”の症状と酷似していました。
MRIがある整形外科へセカンドオピニオンに行く
2022年9月1日
少し離れたMRIがある病院へセカンドオピニオンに行きました。
あ~やっぱりヘルニアだねぇ…
思い当たる節はありますか?
MRI検査の結果、”腰椎椎間板ヘルニア”と診断されました。
白い部分が正常な椎間板。
黒く丸がついている部分が外側へ飛び出てしまった椎間板。
これが神経を押して激痛が走るってことでした。
ロキソニン内服薬とロキソニン湿布薬、コルセットをもらって帰宅しました。
思い当たる節もあるので書いていきますね。
私がヘルニアになった原因
- 変な姿勢での長距離運転
- 過度な運動
人によって原因は様々と思いますが、この2点が私がヘルニアになった大きな理由です。
変な姿勢での長距離運転
先ほども書きましたが、当時付き合っていた彼女(今の嫁さん)と結婚指輪を作りに往復150㎞の
長距離ドライブが最後の引き金になり、ヘルニアを発症しました。
過度な運動
実は、わたくし……なかなかのぽっちゃり体型でして。
ヘルニアを発症した時点で4か月半後には結婚式を控えていたんですね。
結婚式までには-10キロやせるぞ!!!と意気込みながら
食事制限と毎日の運動を日課にしていました。
毎日、仕事で疲れて帰ってきた体に鞭をうって自宅で出来る有酸素運動と筋トレに
励んでいました。
”HITトレーニング”というのを耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。
日本語で言うと”高強度インターバルトレーニング”ですね。
要は
負荷の高い運動と短い小休止を繰り返すトレーニングのことです。
限界まで体を追い込み、脂肪燃焼と筋力増大を狙ったトレーニングです。
これを週に2-3回、それに加えて筋トレと有酸素。
重たい体に絶対よくないだろ、と今では思います…。
HITトレーニングをやっていたころ、軽い腰痛を日々感じるようになりました。
しかし寝れば治るレベルだったのでスルーしていましたが、この無理が後に祟りました。
私が仕事復帰するまでにした3つのこと
2週間弱の自宅療養の期間中、私が意識していたことが3点あります。
- 腰椎コルセットは必要最低限しか使わない
- 患部をなるべく温めない
- 毎日5分程度のストレッチ
この3点だけです。
腰椎コルセットは必要最低限しか使わない
コルセットって腰痛持ちの人はずっと着用している方がいいのでは?と思う方もいるかと思います。
ですが、基本的につけっぱなしはNGです。
そもそもコルセットは腰の腰椎を安定させ、痛みを和らげてくれます。
ですが、その機能を普段担ってくれているのが‘’筋肉‘’な訳です。
じゃあその筋肉を使わずにコルセットをずっとつけていると?
そう。筋力が落ち、腰椎を安定させる物がコルセットしか無くなるわけです。
私はこうならないためにも、日中はほぼ付けずに生活し、必要な時だけ付けるように心がけていました。
患部をなるべく温めない
ヘルニアで炎症が起きている部分は常に熱を持っている状態です。
風邪をひいて発熱したとき、熱を下げようと冷えピタを貼ったりしますよね。
それと同じ考え方です。
お風呂も基本シャワーで済ませ、なるべく温めないように注意していました。
毎日5分程度のストレッチ
これ一番大事です。
ヘルニアが少し落ち着いてきた時からYouTubeを見ながら始めました。
基本的に、ヘルニアは腰を反る格好はNGなのでそこは注意しながら
ストレッチをしていました。
私は腰の様子を見ながら毎日このストレッチをしています。
腰痛が酷いときは腰を反るストレッチは控えたほうが無難です。
先にも書きましたが、結婚指輪を作りに行ってヘルニアになりました。
今でも結婚指輪を見るとヘルニアで苦しんだ日のことを思い出します(笑)
良くも悪くもいい思い出です。
ヘルニア発症から現在まで。今の様子は?
今は全く痛みはありません。
少し無理をして重いものを持ったりすると、次の日痛んだりはありますが
基本的に数日でよくなります。
今でもストレッチを続けており、体重も増やさないように心がけています。
ヘルニアを経て感じたことは?
身体をもっと大事にしようって強く思えるようになりました。
自分が思っているより身体は疲れています。
疲れたな、だるいなと思ったら無理せず休んだほうがいいって
身をもって経験しました。
あと、ヘルニアは治らない病気じゃない!!!
これは言えます。
私が言うのもなんですが、時には体を休めてやりましょう。
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